優しすぎる貴方へ

優しいを超えて優しすぎる人っているけど普通の人間からしたらこんな素晴らしい人なかなかいないよな、と思うと同時にこんな傷だらけの人っていないよな、と思ってしまう。

 

これは勝手な概念だけど優しすぎる人は自分を出せないんじゃないかと思う。

例えば自分は本当はペペロンチーノを食べたいのに相手がナポリタン食べようよ!と言ってきたら自分の意思は草むしりのようにむしって消して当然のようにナポリタンを頼む。

極端な話風邪を引いていてもどうしても友達が前から楽しみにしていたライブに身体を引きずりながら行くんじゃないかと思う。

 

きっとそれを積み重ねていったら「自分」が無くなってしまうんじゃないかと思ってしまう。

果たしてそれは本当の優しさなのだろうか。

優しさは大事だけど「自分」の中の「自分」は無くさないで欲しい。

本当の優しさって相手も自分も笑顔になれる事なんじゃないだろうか。