2023→2024

昨年の年末年始は数日実家に帰ることにした。正確には親に帰ってこないかと言われたのと数日分でも食費を浮かせたかったからなんですけどね。(あと毎年見ていた某カウコンがやらないから特に見たいテレビもないってのも大きい)でもいざ帰ると決めると何だかワクワクしてしまい、帰る日の前日なんかは珍しく調子が良かったりなんだり。

まぁそういう感情になるのは行く前と1日目くらいなんですけどね。

そんな訳で地元に着くとみんな大掃除をしていて早速居づらくて仕方なかった。

(親には手伝ってよと言われたからその方が居やすい!と思ったのに冗談だよーと言われて結局居づらかった)

私が帰宅したからか親が掃除をひと段落させていたのも申し訳なくて、だったら帰ってきなと言わなければ良かったのでは?と思ったけれどもちのろんでそんなことは言えず

「なんかごめんね〜〜」と作り笑いで謝罪しといた。

一応水周りは終わったらしかったんだけど(日本語おかしいな)こっちからしたら水周り以外どこを掃除するんだ?ってくらいにはリビングもキッチンも片付いてるから不思議で仕方なかった。で、それを聞いたら「何言ってんだ、窓拭きにキッチンの上拭いたりやる事沢山あるよ」と言われて大掃除とは普段掃除しないところを綺麗にする事だという事を思い出した。

自分の家が年がら年中物に溢れて一年中調子が良い時にちょこちょこ掃除をしているのでつい掃除と大掃除の違いを忘れてしまっていた。

そして私が大掃除という言葉を使える日はやってくるのかな…と心で苦笑いしてしまった。

で、私がその日に朝から何も食べていなかったのでご飯をいただいた後は帰宅すると恒例の洗い物を洗う→洗濯物の取り込み→洗濯物畳む→布団出して敷くってのをこなしました。

正直帰省ラッシュの中電車を乗り継ぎ帰ってきたので疲れまくっていたのだがそんな事言えないので常に元気だよアピールをしておりました。

で、その日の夕飯はラーメン屋さんでラーメンを食べに行く事になっていたらしくラーメン屋に向かったのですが…そのラーメン屋が無い!どこだ!行きすぎたんじゃ無い?と妹が言って元来た道に戻ってまた走ってみんなして血眼でそれっぽいお店を探したのだがやはり無い!!

父親曰くそのラーメン屋はかなりこじんまりしてお店なのか民家なのかわからないくらいにはわかりにくいらしく、その上その辺りは街灯も無いもんで真っ暗な中からそんな店を見つけるとかウォー◯ーを探すより難題だろうよと思いながらもそのお店の塩ラーメンがメディアか何かに紹介されたくらいには美味しいと聞かされていたので私も必死に探したのだが…結局見つかりはしたのだが営業していなかった…

よく聞けばそこは日曜日が定休日らしく、そんな店が年末年始営業してはいないだろうよ…とみんなで納得して、結局よく行く安い某ラーメンチェーン店で食べる事にした。

だがしかし塩ラーメンの美味しさをプレゼンされたからには一度は行きたいので次回は日が出ている土曜日に行こうぜ…!と勝手に次回の予定を心で決めていた。

で、帰宅するとただでさえ疲れていたのに外食をしてきたので疲れのピークを迎えて敷いた布団にしばらくダイブ…しようとしたら私が買ってきたお土産を今日食べないと賞味期限が切れると呼ばれて食べる事になってしまって内心ヒーヒーしながら食していたもんだからあんまり味わえなかった。

そして疲れていてもこなさなければいけない一大イベント、お風呂が待っていることも思い出し何とかかんとか順番が回ってくるまで横になってHPを回復させた。

(毎回思うけど何故に実家だと毎日風呂に入って全身洗えてスキンケアもこなせるのかが謎で仕方ない。まぁ冬場は浴室に暖房あるし足が伸ばせる程良い温度の湯船があるからという点があるから入る気になるのかもしれないが)

で、お風呂から上がり髪の毛乾かしたりしたらもう眠気が眠気でおかしくなりそうだったので、みんながリビングでテレビを観ている中ひと足先に寝た。

みんなお風呂という重労働をこなしたというのに元気にテレビを観て会話してるとかどんな超人だよ…と尊敬しながら目を閉じた。

翌日。とにかく眠い!眠すぎる!と二度寝三度寝を繰り返してそろそろいい加減起きなと言われて自分の中ではお昼前後くらいだろうと思って起きたらまさかの3時…自宅じゃあり得ない時間である。(めちゃくちゃ調子悪くて過眠状態は除く)やばい!起きなければ怠けてると思われる!と飛び起きて朝ごはん(正確には昼ごはん)を食して…結局また布団にダイブしてしまったのであった…

だがしかし今日は大晦日。年越しの瞬間に風呂に入っているというのは流石に嫌なのでみんな早めに入り始め、結局ダイブしても少ししたらお風呂の時間になってしまった。

で、夜になりテレビのチャンネルをコロコロ変えつつみんなで観て(チャンネル権は当然父親なのだが何故か一つの番組をずっと見れない飽き性なのでしばらくするとチャンネルが変わってしまうのである。相棒と孤独のグルメを除き。)

すぐ近くにあるうどんとそばを売っている店の手打ちのそばをずるずると啜りながら五郎さんが食べてるテレ東の社食のカレー美味しそうだなぁとか思っていた。(大晦日にやっていた孤独のグルメの話です)

で、いよいよ年越しが近づいてきたのですが私の眠さもどんどんピークに近づいてきて(勿論私以外のみんなは普通)「ね、ねむ…」と6回くらい呟いていたのですが、23時過ぎ迄必死に起きてきたのに0時を迎える前に寝るなんて努力が水の泡じゃないか…!!とよくわからない負けず嫌いパワーが発揮され、無事にゆく年くる年にて0時を迎えることが出来ました。

みんなであけましておめでとう〜とボソボソ言い合って(うちの家族は基本的にテンションが高くなるという事がない)私は即布団に入りました。

本当にすぐ寝たので一体みんな何時まで起きていたんだ?と不思議で仕方なかった。

まぁ帰省前、大体22時前には寝る生活をしていた私が単に早く寝過ぎていただけなんですけどね。

 

で、元旦に全国が震撼する出来事が起きてしまい

ました…。

字幕での警報はまだ耐えられるんですがよく視聴者から送られてきた動画とかを見ると引っ張られて調子が悪くなるのであまりテレビは見れませんでした。

(ここら辺の話は割愛します)

 

翌日は私が買いたいものがあったのと親が買ってきて欲しいものがあってそれが全てドラッグストアにあるものだったので妹の運転で2人買い物に行きました。

帰省してもなかなか妹と2人で話す機会が無かったので久々に色々と話せて良かったです。

今回は家でも結構みんなで話せた気がするので嬉しかったです。

…がしかし、この日の夜に私がやらかしてしまったのです。

お風呂から出て、自宅で普段身体を拭いたタオルで鏡を拭けば鏡掃除になって良いという情報を知ってからそれをやっていて実家の鏡も綺麗にしておこう!と拭き始めたら鏡が取れてしまったのです…結構デカい鏡で、どんなに元の場所に立てかけても落ちてきてしまってこりゃダメだと父親を呼んで直してもらったのですが、なかなかに苦戦していて私の脳内は

「やばい…やばい…機嫌悪くなる…怒られる…機嫌悪くなる…」

という言葉がぐるぐると反復し、気付いたら呼吸がうまく出来なくなってしまいました。

でもそんな姿を見せたら益々機嫌が悪くなるのを私は誰よりもわかっているので父親にバレないようにササっと頓服を飲んで布団に潜り、しばらくぜぃはぁしつつ何とか回復してきました。

でもこれ以上起きていることは無理だと確信して、髪の毛も乾かさずに「眠いから寝るねー」と作り笑いをして寝ました。といってもすぐには寝れなかったですが。

やっぱりこういう時どうにもならないんだな、変わることはないんだなと改めて実家に居る時の毎日のように泣いていた毎日を思い出しました。

幸い父親は機嫌が悪くなることはなかった様で翌日普通に接してきましたが、私の心はもう帰りたくて仕方なかったです。

元々いつもより少し長めに居たのもあったんだと思いますが、やはりこの家に私の居場所はもう無いんだと改めて確信しました。

元旦と2日は天気があまり良くなかったのでみんなで家に篭もり、私が帰る3日に初詣へ行きました。

ここ何年も初詣に行っていなかったので新鮮な気持ちでした。

(未だにうちの近くにある神社がどこにあるのか、そもそも近くに神社があるのかすら知らないやる気なし人間なので)

数年前にほぼ毎年行っていた頃は毎回おみくじを引くと大吉だったので今回も期待を込めて引くと

母「あ!大吉だー!」

妹「あ!私も大吉だ!!」

私「(どれどれ……私も大k……)あ…末吉…」

年明け早々神様から嫌われているのだと思うと今年一年が不安でしかなくなりました。

ただ病の部分は良いことが書かれていたのでちょっとホッとしました。

くじ引き引く前にお願い事しまくったのがいけなかったのかな…とか思ったり。

(願いたい事なんて数えきれないくらいあるに決まってるじゃないか!!そりゃあ神様もそんな強欲な奴の願いを叶えてくれる気にはならないとは思うけども!それだけ今が大変なんだ!よ!)

で、帰りに少しだけ出ていた出店でクレープを買ってもらってモゴモゴみんなで買ったものを食べて私はそのまま駅に送って貰って帰路につきました。

結論から言うと楽しかった面も勿論あったけれどとにかく疲れた…。

リビングで座ってるだけでマラソンしてきたんじゃないかってくらい疲れてきて何回も布団に横になってたし。

母に笑いながら「気疲れしちゃってるんじゃなーい?」と言われましたが笑い事じゃない。何故なら確実にそれだから。と思いました。

勿論今の家族との関係は良くなったと思います。みんなで年越しを過ごしただなんて恵まれていると感じます。

でも私は家族に言ってないことが多すぎる。それがバレたら今度こそ完全に縁を切られる事もわかっています。

だから就労に向けて頑張っている、幻聴には悩まされているけれど薬と何とか上手く付き合って努力している、大きな悩みはそれくらいの人間に偽装しなければいけないのです。

正直それだけでも疲れます。でも今の関係を崩したくないという気持ちが勝っているから偽装してでも、疲れても数ヶ月に一回くらいのペースで帰省しています。

いつまで持つかは分かりませんが、バレてしまう日が来るまで、それまでの間だけでも貴重な時間を過ごさせて下さいと願うばかりです。